想い
心がときめくお花との出会いや、
大切な日をお祝いするお手伝いをさせていただくことで
出会う方の暮らしの中にささやかな癒しの時間と
心に寄り添ったお花をお届けします。
「出会う人の日常に寄り添いながら、
喜んでもらえる仕事がしたい。」
と思い花屋の仕事をはじめました。
滋賀県内にある花屋に勤め4店舗で店長を経験。そのうち2店舗は新店舗の立ち上げに携わらせていただきました。
独立を決意したきっかけは、実の祖母とお別れをしたときに感じたことです。
祖母は、年を重ねて家での暮らしが難しくなり老人ホームでの生活をしていました。
日に日に祖母の笑顔を見ることが少なくなり、一方で無表情で泣いていることが多くなりました。
祖母へ会いに行った時、泣いている祖母の手を握りながら私も一緒に泣くことしか出来ませんでした。
そして、祖母とのお別れの日。
「私に何ができたのだろう」
「おばあちゃんは毎日どんな気持ちで過ごしていたのだろう」
「お花の一輪でもあれば、ちょっとでも気持ちが明るくなったかな」と感じました。
それから私にできることは何なのか、どんなことがしたいのか考え移動花屋に辿り着きました。
店舗だけの花屋ではなく、移動花屋としてお花を必要としている方へお届けすることで毎日の暮らしの中で、少しでもいいから楽しみになってもらえるようなことをしたい。
お花をみて癒されたり、おしゃべりをして笑ったり。
そんな些細なことでも、誰かにとって明日がより楽しみになるようなきっかけになれたら嬉しいです。